人が集まる企業⑤『社員教育』
いよいよクライマックスです。
中小零細企業に、求めている人材が入ってこないという前回までの内容でした。
だから、まずは今いるスタッフを辞めさせないことが今のマーケット縮小時代ではつまり労働生産人口減少時代には『人マネジメント』が必要なのです。
そのために「社員教育」が大切になってきます。
今回は『教育』について説明します。

『教育』という文字は【教える】と【育てる】と書きます。
【教える教育】
与える教育(すぐ“答えを言う”リーダー)
↓
トップダウン型(この言葉をすぐ使うリーダー)
↓
指示・命令「やれー」(もしくは自分でやってしまうリーダー)
↓
受け身・待ちの姿勢(「言われてないので」部下)
↓
やらされ感満載(早く終わりたい気持ちの部下)
↓
考えない(知恵がつかない部下)
↓
作業(部下)
↓
作業スキルのみ学ぶ(部下)
【育てる教育】
引き出す教育(一緒に“答えを探す”リーダー)
↓
組織から知恵を集める型(“聞く””みんなを巻き込む”リーダー)
↓
みんなで「やろー」(同じ目線でコミュニティが取れるリーダー)
↓
自立→自律(言われずに攻めの姿勢の部下)
↓
自らの意思で行動(早くやりたい部下)
↓
考える(知恵がつく部下)
↓
仕事(誰かのために動ける部下)
↓
組織の上で自ら考え行動できるようになる(部下)
となります。

皆さんは“教える教育”ですか?“育てる教育”ですか?
マーケット拡大の時代は“教える”でどうにかなりましたが、マーケット縮小の時代の現在は“教える”だけでは太刀打ちできなくなってきました。
“育てる教育”で自ら考え行動できるスタッフの集まりにしませんか?
まずはご自身がマネジメントを学びそして管理者(マネージャー)を育成してみませんか?
自ら考え行動できる管理者は同じようなスタッフを育てます。
そしてそのスタッフは常に笑顔で前向きで当事者意識です。
そのスタッフに会いたくてお客様が来ます。業者さんも来ます。
一緒に働きたい未来のスタッフも来ます。
これが人が集まる企業づくりです。
