人が集まる企業④『中小零細企業スタッフに与えるもの』
前回「②優秀な人材はどこへ」・「③中小零細企業の使命」でした。
あなたの思う優秀な人材は、魅力があり安定した会社に行く!
止血せずに輸血してもダメ!と解説しました。
今回はちょっとだけ変更して、中小零細企業スタッフに与えるものについて私の経験からお話します。
まずやっぱりわざわざ、あなたの会社に来てくれたスタッフに本当に感謝してください。
そしてそんな素敵なスタッフを、「兵隊」「企業奴隷」「コスパ」などと絶対に思わないでください!
私、29歳の時に、これで失敗した経験があります。
安い賃金でわざわざ当社に、来てくれたスタッフに対して兵隊と勘違いしてました。
その安月給兵隊に、最新武器や技や知識を与えず巨大な敵を倒し行かせていたのです。
ピグミン(ゲームの弱いキャラ)でさえ武器と知識を与え強敵に挑んでいるのに。
しかも私、何も与えなかった兵隊に北斗の拳に登場する『山のフドウ』レベルの結果を期待していたのです。

そして、巨大な敵を倒せなかったら最新武器のない兵隊を怒りました。
もうやっていたことメチャクチャです。
結果、ボロボロになったスタッフたちは徐々に辞めていきました。
そんな魅力のない企業には人は集まりません。
この場合の人とは、スッタフだけでなく、お客様や取引業者も含まれてます。
今頑張っている本当に素晴らしい中小零細企業とは入ってくれたスタッフに対して社員教育をしっかりさせて自社の考えを浸透させている企業なんです。
社員満足を第一に考えている企業なのです!
社員教育しない企業って、だいたい経営者がサボってます。
そう言うと怒っている経営者もいます。
「毎日忙しく働いてるよ!」と当然のこと言う経営者もいます。
そんな自分のできることだけやって都合のいいことばかりやって働いている気になってると当時の私のように大変なことになっちゃいますよ。

経営者とは会社の脳です。
体使って汗かく前に、脳を使ってください。
さらに当時の私は採用も、「中途で経験のある人」を考えていました。
いわゆる即戦力が欲しかったのです。
浅はかでしたね・・・教育させずに結果を求めていたのです。
素晴らしい大企業がどうして新卒を雇うのかがこの時ぐらいに理解し始めました。
そこから、新しく入ったスタッフや地元の団体活動新会員にも気配りと指導をしてきました。
すると、びっくりするぐらいの素晴らしい化学反応が起きたのです。
中小零細企業の使命とは『社員教育』なのです。
